ナウリ浄化法・そのメカニズム1

ナウリ浄化法、そのメカニズム

こんにちは。
わたしに還るyoga~のクラスを開いています、山崎大です。

 

今月から、「ナウリ浄化法」の特別クラスを月に一回設けてゆく関係で、今回は「ナウリ浄化法のメカニズム」について綴っていきます。

ナウリ浄化法についての説明は、こちらをご覧ください。

 

どうぞ、よろしくお願いします。

 

では、いきます。

 

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まずは動画からご覧ください。ナウリ浄化法↑

 

髪が長く、お腹が見えづらくなっていること、お許しください。

 

ナウリ浄化法の中で、特別注目して頂きたいところがあります。

 

お腹に大きく凹みができるこのシーンです。

 

インドyogaでは、「ウディヤーナバンダ(飛翔のバンダ(バンダとは締め上げるという意味))」と呼ばれる、行法の一つです。

 

これが決まると、ナウリへの道は開けたも同然となり、ウディヤーナバンダを続けることで自然とナウリは出来るようになります。

 

ですので、今回は、ウディヤーナバンダについて、そのメカニズムを綴っていきます。

 

まず、↑の状態で何が起こっているのかを申し上げます。

 

簡単に申し上げると、「内臓の引き上げ」が起こっています。

 

では、どうして内臓が引き上がるのか、順を追ってひも解いていきます。

 

重要になるのが、内臓を引き上げるための筋力です。

 

これは、「横隔膜」という筋肉を使い行います。

 

横隔膜は、肋骨の下(みぞおちの頂点から脇腹にかけて)を立体ドーム状に張っている筋肉です。

呼吸筋とも呼ばれ、主に腹式呼吸をするときに使う筋肉になります。

 

息を吸い込むときに、ドームが下へさがり、お腹が上から押されて前に出ます。
息を吐く時は、ドームが上にあがり、おなかが上に引き上げられ凹みます。

 

この「息を吐くとき」の横隔膜ドームが上にあがる力を強化することで、内臓を引き上げていきます。

 

〈〈 蛇足になりますが、通常の生活をしていると横隔膜を使い呼吸をすることはあまりありません。
そのため、横隔膜は硬化と共に薄くなり、動きも小さく筋力も弱くなっていることが多いようです。

 

横隔膜が薄いと緊張しやすくなると言われます。

 

緊張することを「上ずる」といいますが、この時の声は高くなると伴に横隔膜が上に上がってしまっているようです。

筋力が弱いため、外からの刺激で簡単に上に上がってしまうためだと言われます。

 

また横隔膜が硬化すると、猫背になります。

内臓や背骨を支える大腰筋と直結しているため、硬くなると動きが制限され、体は猫背になっていきます。
猫背は不幸の始まりと言われますが、神経系統の配置を見てもその通りだと感じます。 〉〉

 

内臓を引き上げるため横隔膜を鍛えるのはもちろんなのですが、「内臓が引き上がった〜☆」と喜ぶ以上に横隔膜を鍛えることで得られる恩恵は山のようにあります。

 

更なる蛇足で恐縮ですが、生き物は「息もの」でありアニマルの語源は「アニマ(アニマはラテン語で息の意)」です。

 

 

生き物が、息を鍛えること。

 

 

それはそのまま、「生きる力を高めることに他ならない」と個人的には感じます。
ですので、横隔膜を大いに鍛え上げていきたいと感じています。

 

話を「内臓の引き上げ」に戻します。
横隔膜を鍛え上げ、軟化し筋力が高まっても「内臓は引き上げ」はできません。

 

なぜかというと・・・・

 

ここからの情報量は横隔膜以上に長くなってしまうので、次回に持ち越させて頂きます。

 

もったいぶったような終わり方で申し訳ございません。

 

次回もお読みいただけたら幸いです。

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今回も、お読みいただき、ありがとうございました。

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