こんにちは。
イラムカラプテの大です。
雨が続いています。
台風により被害を受けた方々。
そのご家族、ご友人。
そして今も復興に力を当ててくださっている方々に。
まず祈りを。
今年も秋が来ました。
秋が来ると、ここ安曇野は、静かな時間が増えてゆきます。
薪ストーブに炎が灯り、外の寒さと内の暖かさが振り幅をもって体の感覚を楽しませます。
イラムカラプテは、ゲストハウスとして外から来たゲストをお迎えするとともに、シェアハウスとしての顔も持っています。
現在10名ほどの住民が暮らしており、小さなコミュニティのように動いています。
住民それぞれに、それぞれの人生があり、それぞれの思いを持ちイラムカラプテに住み暮らしています。
毎日を共に過ごすので、ちょっとした家族のようであります。
なぜこのような形で運営しているのか?
そんな疑問をお持ちの方もいるかも知れません。
ここに住み暮らし関わる一人ひとりが「本当の自立を実現できる場」として機能する。
それが、イラムカラプテを運営する者としての思いです。
家族チックに、ただの仲良しごっこがしたい訳ではありません。
- 本当の自立というものを実現にさせゆくには、リアルの体験ができる場が必須であること。
- 学びとは、肉を通した感覚の表れが沸き起こり、その体験無くして真のものとはなり得ないこと。
そのような事実から、リアルを体験しながら学ぶ場として本日も機能しています。
住み暮らす住民の多くは、現代の社会のサイクルの中で勤勉さを発揮しても、幸せという精神状態には到達することは難しい。
という現実を受け入れ、自らの生き方を探求する方たち。
ご安心いただきたいのは、
現代の社会サイクルを攻撃したり、批判したり・・
というエネルギーではなく、
よりそれぞれに良い生き方のサイクルをそれぞれに見出し、現代のサイクルからそっと離れてゆく。
または、現代のサイクルにも馴染ませながら、そっと広げてゆく。
そんなエネルギーを意識しているということ。
そして、最も基本となる基軸は、
「人生は、自身の内の完全なる現れである」
ということを念頭に置いているということ。
その基軸をもとに、イラムカラプテは運営され、集う住民の多くにその基軸を理解していただいています。
「人生は、自身の内の完全なる現れ」
この基軸をもとに、現代社会を見渡してみると・・。
甘えと依存、怠惰、それから恐れ。
これらの意識から生み出された部分が大半の社会構造となっていることが分かってきます。
政治が悪い、社会が悪い。
そんな言葉を聞くことが多くあります。
誰かのせい・・。
自分ではなく・・。
自分には、現実を変えるだけの力がないと、自らの力を現実の変化に使うことを手放した意識。
何かが災害が起これば、政府はどうした?
という態度を取るのなら。
自らの力をさらに弱める結果を招く。
生活は確かに便利になった。
しかしそこに甘え、依存し、自らが世界に変化をもたらすことのできる力があることを放棄してしまうのなら。
この先、どこに向かうのだろう?
イラムカラプテでの生活は、森の暮らしです。
もちろんインフラを引いていますので、現代チックではあるのですが、湧き水を汲んだり、薪を用意したり・・そんな基本的な部分も現代人からすると一仕事です。
現代では、水も暖房もいわゆるボタン一つで手に入ります。
ほとんど動かず、欲しいものがインスタントに手に入ります。
そうして、それらが壊れた時に直すことはもちろん、一から作ることはまずできません。
わたし自身、現代に甘えきり生きて来たことを思い知らされています。
恐れ、怠惰、依存、甘えの態度は、自立とは真逆の在り方となります。
イラムカラプテが、自立を目指すのは、真の幸せを手にするための基礎固めをするためです。
そして、我々の中にどっぷり浸かり込んだ自立と逆のエネルギーを削ぎ落としてゆくには、生活を通して、自立に向かう仲間とともに切磋琢磨が近道である。と感じます。
イラムカラプテが、シェアハウスとして住民を迎え入れコミュニティ的な立ち位置を取るのはこの為です。
そこにゲストハウスとして滞在するゲストが、イラムカラプテに充満する空氣感や住民とのコミュニケーションから何かしらの希望を感じていただけたらと願っています。
自立に向かう態度として。
自身に対して何か不都合な出来事起こった時、
- 「批判ではなく問題解決」
- 「真の心を言葉に置き換え、直接のコミュニケーションを図る」
- 「自らの内にある何が、その出来事を現実に表したのかを問いかける」
という態度が必須となります。
内面を感じ取り、ジャッジなく見つめるマインドフルネスや瞑想の態度でもあります。
このようなことを書き記すと、さぞきっちりしているのだろうと思われるかもしれません。
いつもは笑い声が飛び交う空間です。
笑顔のコミュニケーションに花が咲くことが多い場です。
そして、問題となることも、もちろん起こり得ます。
でも本当にありがたいのは、住民が「問題解決」を目指してくれること。
わたしたちが、社会構造の中でずっと避けてきた「本音」のコミュニケーションを取ろうと取り組んでくれていること。(こちらは、何かにつけてイベント的にも行なっています 笑)
そして、「人生に起こる出来事は、完全に自身の内の現れである」事実を受け入れようと努力してくれていることです。
かくいうわたしも道を歩む者であり、甘え、依存、恐れを少なからず引きずっています。
集まる皆とともに学び、自立へと一歩ずつ進んでいます。
イラムカラプテを運営するようになり、
人生は不思議だと日々思います。
人生を捨てるつもりで、世界放浪に出たさすらいの一人であった過去のわたし。
イラムカラプテのような場を運営することになることが、さすらい人の日々にやって来ようとは。
シャロムヒュッテであった施設を購入し、イラムカラプテの運営に漕ぎ出したのち。
予想もしていない支援をくださる方がいた。
株式会社コロナの会長が、「ナノミストサウナ」を導入してくださった。
そして始める当初は想像し得ない大変な出来事も数知れずあった。
わたしたちは、失敗をしたくない。
安全に、人生を穏やかに生きたい。
わたしももちろん、そう感じ生きるひとりです。
わたしは、これからの展開において、きっと成功するでしょう。
もちろんそれは、わたしという個人の成功ではなく。
関わるお一人お一人の成功と呼べるものであろうと思います。
けれど、間違いなく成功します。
なぜ、そう言えるのか。
それは、わたしが正直に近づいているからだと言えます。
不誠実で、表面だけ繕い、自分を偽る生き方を続けました。
限界を迎え、死のうとまでするほど、自虐的でもありました。
そんなわたしも、少しずつ素直になってきています。
すると、どうでしょう?
素直に語ることを求める人が集い出し、想像を越える展開が始まります。
一個人の心の奥深くは、すべての人と繋がっている。
だから、本当にあなたが、わたしが実現したいことは、
誰かも願っている。
という事実。
だから思うのです。
なんでもやってみるに限る。
ダメだと言われること。
失敗すると予想できること。
それでも、やってみたいか?
問うた時、素直な想いが頷くならば、やってみるに限る。
人生が一度きり。
そう思った時に、やっておきたい。
その心を行動すること。
一歩を動かしだした時、支援者が必ず来る。
心の深いところでは、みんなが繋がっているから。
だから、わたしがより素直に近づき、心の深いところの願いを汲み取り行動した時、必ず多くの方々からの支援を受け、成功します。
成功とは、きっとそのように仕上がっているのだと感じ、その為にも、まずは自分と深く繋がってゆこうと思うのです。
最初からわかっていたなら。
最初から、支援者が来ると分かっていたなら。
始めるのは容易いでしょう。
未来がわからないという最高のスパイス。
この人生という、最高の遊び場を用意したのはなんという存在か?
呼び名は、宇宙でも大自然でも神でも構わない。
そう。
何が言いたいのか。
あなたは、今、何を感じていますか?
あなたが、心の深くで悲しみを味わう時。
わたしも深いところできっと悲しい。
あなたが、心の深くで喜びを味わう時。
わたしも深いところできっと喜ぶ。
あなたが、本当に実現させたいと願うことを実現に向かわせた時。
わたしは深いところで支援する。
あなたが、あなたの心の深い部分に触れたいと望むなら・・。
わたしは、自らの人生の味わった体験のすべてを使い、ガイドする。
今、地球が泣いている。
台風を巻き起こし、現実を見せにかかった。
本当はどうしたい?
あなたは何のために、生きる?
そんな問いを、わたしたちに噴射している。
あなたの心の深いところは、今、なんて言っていますか?
心の深い部分に触れよう。
そんな方をイラムカラプテは、お迎えいたします。
*イベント情報*
スピリチュアル断食リトリート
↑11月29日〜12月1日開催 自身の心の深部につながるリトリート
世界へはばたけ!『LGBTの絵本を学校や支援団体に贈ろう!』
↑イラムカラプテでスタッフを務めるバイセクシャルの女性・森さんが出版する絵本を多くの学校へ届けよう。
秋、珈琲、音楽@イラムカラプテ
↑近日開催!内側に語りかける五感活性イベント。
軽トラキャンパーフェス
↑今年で3年目。ますます集まる新しい生き方キャンパーを見て触って語って楽しもう!
あずみの森のマルシェ
↑定期開催予定!森のマルシェ。表現、交流、分かち合いの場!