存在に、ありがとうございます。

こんにちは。

 

山崎大です。

 

自然の中に佇むシャロムヒュッテには、テレビが無く、街中の情報に触れることなく1日が過ぎることは珍しくありません。

 

とりわけ困るわけでも無く、ゆったりとした時間に身を浸すことが多いのですが、ちょうど10日前、アルピニストの栗城史多(くりきのぶかず)さんがエベレストで命を落としたというニュースがどこかしらから舞い込み、胸をざわつかせました。

 

一度ゆっくりと彼の軌跡を心のうちで辿ってみたいと感じながら、しばらくの時が経過しましたが、今日は休館日。

 

彼に想いを馳せながら、キーボードに向かっています。

35歳という年齢で、この世界を去って行った栗城さん。

 

その魂を想うと同時に浮かぶ絵は、燃えながら駆ける彗星でした。

 

彗星は、まるで渋谷スクランブル交差点にひしめく若者の中心を貫きながら、焦がしながら、駆け抜けてゆくようでした。

 

その交差点のほど近くにわたしも居合わせたかのごとく、胸の内を熱い塊が貫き通された感覚が、今も消えずに残っています。

 

栗城さんを知ったのは、今から8年ほど前だったと記憶しています。

 

「一歩を超える勇気」

 

それから

 

「NO LIMIT」

当時、本を買うことがなかったわたしが、TUTAYAで見つけた彼の著書をすぐさま購入したのは、吹雪の中前を見つめる彼の気高い表情と、帯に書かれた「僕は今、生きている」という言葉につき動かされての衝動であったと思い返します。

 

 

そう、当時わたしは、生きている実感が欲しかったのでした。

 

見るからに強烈に、まさに生きている。

そんな栗城さんが、同年代であったことも、山に登る前ニートであったということも、当時同じような身の上であったわたしを底から励ましてくれる存在として、本を通して触れたのでした。

 

「見えない山に登る、すべての人たちへ」

 

著書の見開きに、確かそう書かれていたと記憶しています。

 

無くなった彼が、貫き通した理念。

 

それが、山に登る「その一歩を、超えてゆくこと、超え続けてゆくこと」であったのだと感じます。

 

エベレストに無酸素単独。

 

山ですから、もちろん登頂を目指すのでしょう。

 

ですが、彼の行動からは、登頂はおまけのようにわたしは受け取っています。

 

登頂は、どちらでもよく。

 

姿として、生き様として、敢えて型を破り、挑戦という行動をとり続ける。

 

たとえ、指を凍傷で失っても。

 

そして、たとえ、命を落としたとしても。

 

挑戦するという、在り方。

 

それをどこまでも、どこまでも真っ直ぐに、魅せ続けてくださった。

 

そんな尊い尊い魂だと感じています。

 

 

 

 

 

成功を収めること。

 

達成すること。

 

評価。

 

賞賛。

 

そういったもので、塗られ、身動きが取れなくなっている多くの人たちに向けて。

 

文字通り、命がけで、その塗り固められた石膏を、破り去る行為が、挑戦であり、生きるということなのだと、消えゆくその瞬間まで、魅せ続けてくださいました。

 

彼のブログに、こんな言葉がありました。

「否定という壁を、無くしたい。それだけです。」

 

 

 

自分には、無理だ。

できない。

そういった思い込みの壁。

 

誰しもが、一度は思ったことがあり、一度はその言葉の通り、夢や願いを手放したこともあるでしょう。

 

 

逆にもし、自分にはやれる。

 

できる。

 

そう思うことができるのなら、どれだけ素晴らしいことでしょう。

 

 

 

そうしてどちらも、連鎖が起こります。

 

今、周りでどちらの連鎖が起こっていますか?

 

 

栗城さんの燃えながら駆ける彗星に焦がされ、当時世界を旅してみたかったわたしは、旅に出ました。

 

世界中を歩き、70の国々を旅することは、旅立ち前のわたしに予想もできない体験を運んでくれました。

 

できっこない。

が、できる。に変わる瞬間が、いつくもいくつもあったこと。

 

懐かしく思い返すと同時に、自分の周りに今も絶え間ない挑戦を続ける頼もしい存在達が多くいることを感じます。

 

そういった存在達を身近に感じながら、わたし自身、挑戦的でありたいと気持ちを新たにさせてもらっています。

 

ダンマ・ディンニャさん

長野県戸隠で「みんなの家」を運営しています。

 

「本来の心地よい自分に戻ってゆく」そんなテーマを掲げ、様々な活動を行なっているお方。

 

スリランカに、皆が本来の自分に戻れるセンターを。

そんな思いで始まった、「スリランカローズクウォーツマウンテンプロジェクト」は目標であった1000万円の寄付が達成され、スリランカにセンターが建った。

 

想いが実現する。その速度が目覚ましく、その度に胸を熱くさせられています。

 

 

それから、

「伝道誌人・えいた」さん

 

「バース・カフェ」の発起人であり、今も力強く活動展開しています。

 

生まれてきたことを、生きていることを、そうして自分を、愛するということ。

 

それを余すことなく表現していた「バース・カフェ」に初めて参加した時、涙が止まらなかったことを懐かしく思い出します。

すぐさま、「バースカフェ認定ガイド合宿」に参加し、そのエッセンスを学びに行ったことも良き思い出です。

 

えいたさんが、頻繁に活動を共にしている「ロックバンドおかん」のDAIさん。
強烈なメッセージが胸に刺さります。

今回こうして、常日頃わたしが勇気をいただいている方々を紹介させていただいたのは、フェイスブックに投稿された「てんつくマン」の栗城さんに向けた次のメッセージを読んだことが始まりでした。

栗城が見たかった景色、栗城のゴール!

栗城はエベレスト単独無酸素登頂というゴールに向かって登り続けた。

指を9本も凍傷で無くしたくせに諦めんと今回もエベレストのてっぺんに向かって登りよった。
今までにないような咳が出て、苦しそうやった。

でも、自分の体といっぱい話してギリギリのギリギリまで諦めなかった。

目に見えるてっぺん!

そこに行きたくて行きたくてしょうがない。

でも、何度、体と話をしても体は「もう、山を降りよう」という答えを出した。

そして、「山を降ります」と告げ山を降り始めた。

でも、ギリギリまで諦めなかったから、そこで葛藤していた時間は栗城の体力をジリジリと奪っていった。

下まで降りる体力はなかった。

栗城は最後、倒れる前になんて言ったんやろう。

たぶん

たぶん

栗城やったら

「ありがとう」

やったやろうな。

栗城が見たかった景色、ゴール!

それはエベレストのてっぺん!

やったかもしれん。

でも、ほんまはそれは通過点。

栗城が一番見たかった景色は、自分がエベレストのてっぺんに立った時に世界中のマスコミがそれを伝える。

そして、そのニュースを知った世界中の人が
「俺もほんまにやりたいことに挑戦する!」

「いま、諦めそうになってたけど絶対に諦めへん」

って栗城の山を登る姿に魂を刺激された人が次々に自分自身の夢に向かってゆく姿

それを見たかったんじゃないかな。

栗城の挑戦を

「道半ば」

と語る人もいるかもしれん。

でも、そんなことなんかないぞ栗城!

お前、めちゃくちゃめちゃくちゃ、子どもだけじゃなくて、俺ら大人まで刺激しまくってくれたぞ。

啓介が主催してくれた熱海合宿で始めてお前に出会い

「こいつ誰?」

みたいな感じでお前の講演を適当に聞いた。

でもさ、お前が一歩一歩、山登ってる姿みてさ、なんか泣けてきてさいい意味で自分の人生を否定したよ。

「俺の人生、生ぬるかった」って。

完全にこいつに負けた!

完敗やったわ。

「なんやねんこいつ!俺もこいつみたいに思っくそ生きたい!挑戦し続けたい!」ってほんまに思ったよー

栗城、もう肉体的にはお前とは会われへんけどさ、これからさお前が見たかった景色をみんなが挑戦することで見せたるからな。

日本の学校で講演するたび、電車に乗るたび、死んだ魚みたいな目の人が多くて愕然とすることもある。

でもな、今なお前が死んだことがニュースでめっちゃ流れとるわ。

Facebookはお前の記事ばっかりやわ。

ほんまやったら生きてこの記事を見たかったかもしれん。

でもさ、いま、多くの人がなにかを感じてるよ。

自分の人生、ほんまにこれでええのかな?

栗城みたいに熱く生きてるかな?

栗城みたいに挑戦してるかな?

って。

みんなが自分自身と語り始めてるよ。

そして、その中の誰かが自分の道をさらに行くよ!

栗城なんかに負けてたまるか!

ってさらに行くよ!

子どもたちにその姿、見せて行くよ。

お前が見たかった景色を一人一人がそれぞれの道を行くことで見せたるわ。

一緒に見よな!

子どもたちがうるさいぐらいに夢語ってる世の中をつくるわ。

栗城、お前がほんまに見たかった景色ってその景色やろ。

栗城、ほんまにご苦労さん。

ちょっと休みな。

また、肉体持ちたかったからまた戻ってこいよ。

また、お前の最低な下ネタトーク聞かせてくれな。

ほんまにさ、心から思うわ。

栗城に出逢えて良かったわ。

また、逢おうな!

栗城、ありがと〜

 

地上に天国を創る男「てんつくマン」

彼が栗城さんに捧げたメッセージを読みながら、込み上げるものがありました。

そして、てんつくマンが立ち上げたNPO法人メイクザヘブンに当時在籍していたのが、「ダンマ・ディンニャさん」であり、「伝道師人・えいたさん」であり、「ロックバンドおかんのDAIさん」であったこと。

 

そうして、それぞれのステージで共通のメッセージとして「否定の壁を越えてゆく」ことを実践している方々であることが、今回の栗城さんの出来事から紡がれていったように感じています。

 

 

自分には、無理だ。

 

できない。

 

そんな否定の壁を越えてゆく。

 

その方法。

 

それは、自身を見つめ、できないという思いも抱きしめ許す、自分を愛するという行為から始まりを告げるのだと感じています。

 

それが、心地よい自分に還りゆく旅であり、今わたし自身が一番熱を入れて活動しているシャロムヒュッテの理念でもあります。

各地でそんな動きが盛り上がりを見せています。

 

シャロムヒュッテもそんな一つのセンターであれたら。

 

そう願います。

 

自らのいのちの燃やし尽くしながら、否定の壁を越えゆく姿を魅せてくださった栗城さんに、この場をお借りしこころからの感謝を捧げます。

 

ありがとうございました。

 

今回は、長くなりました。

最後まで、お付き合いくださり、ありがとうございました。

 

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「わたしに還るyoga」とは、シャロムヒュッテを運営する山崎大がお届けしている活動です。

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